理由 reason 2004 6 16

 週足チャートを見れば、大底にあった銘柄の企業が、
構造改革を推進して、黒字転換した。
 そこで、株価が動き出したので、
チャンスと思って、買ったのに、
次から次へと、売り物が出てきて、
なかなか前に進まない。
相場は、長らく、枯れきっていて、
売り物を出す投資家はいないはず。
 そういう話を聞きます。
それには、理由があるのです。
多くの投資家は、高値で買った株を、何年も、塩漬けにしておくのです。
ですから、数年ぶりに、株価が上昇しても、
こうした「塩漬け投資家」の売りが、次から次へと出てくるのです。
 しかし、いつかは、こうした在庫処分セールは終わります。
そうすると、株価は、風船のように軽く上昇します。

塩漬け株の例として、NTTドコモ(9437)の話を聞きます。
この株は、月足チャートで見ると、
2000年2月29日に、高値をつけた後は、
4年以上も下落を続けています。
2000年と言えば、シドニーオリンピックでした。
今年も、オリンピックの年になりました。










































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